イチロー選手と企業経営?

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イチロー選手と企業経営?

生き残る会社消える会社

2019/03/22 イチロー選手と企業経営?

3月21日イチロー選手が引退を発表しました。

 

オリックス時代からイチロー選手のフォーム分析をしている中京大学の湯浅景元教授によると、イチロー選手はスピードも筋力も平均の選手と変わらないそうです。

 

それをカバーするためにオリックス時代は、河村健一郎コーチと「振り子打法」を作り出し、年齢や状況に応じて微妙にその形を変えて数多くの記録を打ち立てました。

 

大リーグでは、スピードボールに対応するために、右足を左右に振る振り子スタイルから、上下に振る打法に変えて結果を残し続けました。

 

野球のルールは高校野球でも、日本プロ野球でも、大リーグでも変わりはありませんが、自分の成長度合いや野球環境に合わせてバッティングスタイルを変化させて、平均的な体力であっても、結果を出し続けてきました。

 

企業経営は、環境適応業と言われています。

 

環境の変化に柔軟に対応しながら自社のビジネスを展開してゆくことができなければ、会社は潰れてしまいます。

イチロー選手がバッティングスタイルを変えながら結果を出し続けてきたことと同じように思います。

 

去年までのやり方が今年通用するか、と言うとそうではないということを、長年経営を続けている経営者は当然のように感じています。

 

自社の状況が変わったのか、取引先の状況が変わったのか、ライバルが出現したのか、世の中の流れが変わったのか、客観的に自社の状況をとらえて必要な手を打った企業だけが生き残ることになります。

 

とはいえ、体が資本のスポーツ選手は、イチロー選手であっても体力の衰えに対して、実績や経験で補い、維持してゆくことはできません。

 

しかし企業経営は、積み上げてきた資産(資金力、技術力、組織力、信用力・企業ブランドetc.)を基盤として、会社を維持成長させていくことができます。

 

中小企業は、大企業のように機能権限を細分化することはできず、経営者が目先の作業に追われてしまうため、客観的に自社を見つめる時間がない、計画を策定する余裕が無い、と言うケースが多いです。

 

イチロー選手は、引退会見のなかで

「寒い神戸の球場で練習するので凹む、心が折れる、でも仲間に支えられてやってきた」

と言っています。

 

企業の経営者も良い仲間と支えあうことで、成長、発展して行けるのだと思います。

 

御詫びと訂正

前回のブログで、3月13日の会に参加、とあるのは3月12日の記載間違いでした。お詫びして訂正いたします。

 

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