中小企業の高齢者継続雇用

今朝の NHK のニュースによると、65歳を超えた継続雇用年齢の引き上げについては、半数の企業が反対している、という日本商工会議所の調査結果が発表されました。

全体の29.7%の企業は、実際に65歳を超えた人材を雇用していても、義務化には反対、ということです。

高年齢でも、継続的に能力を発揮してもらえる仕事と、年齢的な問題が障害になる仕事があります。

体力的な問題は如何ともし難い問題ですので、力仕事とデスクワークで差がつくのは否めません。

また、同じ職種であっても、会社の経営方針、業務内容によって高齢者を継続的に雇用できるか否かが大きく変わってくる。これが中小企業だと思います。

年金の支給問題、労働者不足など、避けて通れない社会問題ですので、この先どのような対策が必要なのか一度じっくりと考える時間を設けても良いと思います。

目の前の仕事だけを見ていると気が付かなくても、俯瞰で見てみると想定外の姿が見えてくるかもしれません。

皆さんの会社はどのような経営計画を策定されていますか。