UCC上島珈琲の缶コーヒーは、1969年に発売された世界で初めての缶コーヒーだそうです。
その、缶コーヒーのデザイン色である、茶・白・赤が、「色彩のみからなる商標」に登録されました。
この商標は2015年に新設されたもので、食品業界では初めての登録だそうです。
特許庁のサイトを見ると、平成29年2月の段階では、出願492件に対して登録件数0という厳しいもの。
これまでに、6社8件しか認められていないようですが、その難関を乗り越えて登録されているものには、トンボ鉛筆のモノ消しゴムの青・白・黒や、セブンイレブンジャパンの、オレンジ・白・緑・赤、などがあります。
決算書の関係から言うと、商標出願に関わる業務を弁理士に依頼をしていれば、その費用は 損益計算書の販売管理費の明細の中に「支払手数料、 支払報酬」として記載されます。
ある年だけ、この数値が増えていると、何か士業に支払いがあったのか?と考える事が出来ます。
税理士は毎年同じ金額でしょうから、その他の原因が何か思い当たる節があれば注意してください。
弁護士・・訴訟???、訴えられた?、事業承継に伴いう書類等の作成も弁護士だけではなく、司法書士、行政書士も関係してきますね。
また直接ではありませんが、企業価値や企業イメージを高める要因になっていれば、のれん代を押し上げる効果になります。
企業買収で生じたのれん代は、貸借対照表の左側の下の方、無形固定資産に計上されます。
固定資産なので、減価償却も伴いますので、その金額の分、営業利益が少なくなります。
減価償却費用は、販管管理費として販売利益(損益計算書の一番上の利益)から差し引かれます(国際会計基準IFRSを採用している場合、減価償却は不要ですが、中小企業はIFRSとは関係ないので、これはまたの機会に)。
せっかくなので、UCC コーヒーのホームページ開いてデザインを確認してみました。そこで新たな発見。
なんと、本社所在地の神戸で、コーヒー博物館も運営されているのですね。
大人300円、中学生以下無料の博物館ですが、しっかりとした見応えのある博物館のようです。
神戸に行く機会があったら、一度行ってみたいと思ったのですが、そう思った心理はコーヒーが好きだから、という事だけではなさそうです。
UCC コーヒーのホームページは、挽きたてのコーヒーの香りと暖かい気持ちが伝わってくるような笑顔の動画がTOP画面にあり、それが良い印象を抱かせたのだと思います。
BtoBのサイトを見る機会が多い私にとって、売り込み感の無い、ほっとするホームページでした。
それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。
バックナンバーはこちらからもご覧いただけます
https://mail.os7.biz/b/1UyI
決算書がわかると仕事が変わる 日本一わかりやすい決算書ナビゲーター 経済産業省 認定経営革新等支援機関 株式会社プロフィークイス TEL 045-438-2373 FAX. 045-438-2374 営業日 9:00~18:00(土日祝定休)
25/01/28
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UCC上島珈琲の缶コーヒーは、1969年に発売された世界で初めての缶コーヒーだそうです。
その、缶コーヒーのデザイン色である、茶・白・赤が、「色彩のみからなる商標」に登録されました。
この商標は2015年に新設されたもので、食品業界では初めての登録だそうです。
特許庁のサイトを見ると、平成29年2月の段階では、出願492件に対して登録件数0という厳しいもの。
これまでに、6社8件しか認められていないようですが、その難関を乗り越えて登録されているものには、トンボ鉛筆のモノ消しゴムの青・白・黒や、セブンイレブンジャパンの、オレンジ・白・緑・赤、などがあります。
決算書の関係から言うと、商標出願に関わる業務を弁理士に依頼をしていれば、その費用は 損益計算書の販売管理費の明細の中に「支払手数料、 支払報酬」として記載されます。
ある年だけ、この数値が増えていると、何か士業に支払いがあったのか?と考える事が出来ます。
税理士は毎年同じ金額でしょうから、その他の原因が何か思い当たる節があれば注意してください。
弁護士・・訴訟???、訴えられた?、事業承継に伴いう書類等の作成も弁護士だけではなく、司法書士、行政書士も関係してきますね。
また直接ではありませんが、企業価値や企業イメージを高める要因になっていれば、のれん代を押し上げる効果になります。
企業買収で生じたのれん代は、貸借対照表の左側の下の方、無形固定資産に計上されます。
固定資産なので、減価償却も伴いますので、その金額の分、営業利益が少なくなります。
減価償却費用は、販管管理費として販売利益(損益計算書の一番上の利益)から差し引かれます(国際会計基準IFRSを採用している場合、減価償却は不要ですが、中小企業はIFRSとは関係ないので、これはまたの機会に)。
せっかくなので、UCC コーヒーのホームページ開いてデザインを確認してみました。そこで新たな発見。
なんと、本社所在地の神戸で、コーヒー博物館も運営されているのですね。
大人300円、中学生以下無料の博物館ですが、しっかりとした見応えのある博物館のようです。
神戸に行く機会があったら、一度行ってみたいと思ったのですが、そう思った心理はコーヒーが好きだから、という事だけではなさそうです。
UCC コーヒーのホームページは、挽きたてのコーヒーの香りと暖かい気持ちが伝わってくるような笑顔の動画がTOP画面にあり、それが良い印象を抱かせたのだと思います。
BtoBのサイトを見る機会が多い私にとって、売り込み感の無い、ほっとするホームページでした。
それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。
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