決算書と資金繰り 映画「決算!忠臣蔵」

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2019/11/29 決算書と資金繰り 映画「決算!忠臣蔵」

週末は映画にでも行きましょうか?

 

まもなく12月になりますが、歌舞伎好きの私にとって、赤穂浪士の討ち入り「忠臣蔵」は外せないテーマです。

 

300年以上前の事件が文楽や歌舞伎で語り継がれ、誰もが知っている話(戦後は映画やテレビドラマでも)ですが、そんな、忠臣蔵を新しい視点で描いた映画がコメディで(と思います)上演されます。

 

討ち入りにはお金がかかるので、大変だったぞ~という内容のようです。

 

その名も、「決算!忠臣蔵」 

 

宣伝では、これまで語られてきた人物が、違う視点からコメディタッチで描かれており、若しかしたら怒り出す忠臣蔵ファンがいるかも知れない、そんな映画のようです。

 

CMやインターネットの広告映像をちら見しただけですが、決算書作成のための複式簿記による決算書的な内容ではなくて、家計簿的に「資金繰りが大変」という内容のようです。

 

「資金繰り忠臣蔵」、よりも、「決算!忠臣蔵」のほうが響きが良いですからね。

 

資格取得を目指している人を除き、決算書作成に必要な複式簿記を覚える必要はありせんが、複式簿記で作成されると、勘定科目明細や、試算表、など作成することができます。

 

そうすると、売掛金や借入金がいくらあるか、とかわかるので、企業の帳簿は複式簿記なのです。

 

これに対して、家計簿式の単式簿記は、お金が入ったか、出たかだけの帳簿なので、目先の現金がどうなっているのか、ということしか判らず、家計簿には丁度よくても、組織の帳簿作成には不向きです。
映画の話に戻りますと、金が無いから討ち入りできないんじゃないの?どうするの?という話なので、従来の忠臣蔵の見せ所である、討ち入りのシーンがクライマックスでは無いため、討ちいりの映像は無いとか???

 

そうだとすると、何と斬新な忠臣蔵でしょう(笑)

 

 

いろいろやってくれそうな役者さんが沢山出ているので、昔ヒットした武士の家計簿のような、しみじみする話ではなく(地味でした~)笑い転げる事が期待できる映画だと思います。

 

そんなわけで、週末は映画にでも行ってみようと思います。

 

 

 
ミニ歴史情報

 

討ち入りは元禄15年ですから、西暦は1702年で、将軍は犬公方と言われた5代将軍綱吉です。徳川幕府による江戸開城から約100年後の出来事です。

 

戦国時代が終わって、すっかり平和な時代になるまで100年かかっていないのですね。

 

昭和が64年、平成が31年ですから、今の私達の感覚に置き換えると、50代の人だと、父親か、お爺さんの生れた頃が、関ケ原の戦いか、豊臣家が滅びた大阪冬の陣(1615年)の時だったりするわけですね。

 

で、この事件は46年後、9代将軍家重の時代に文楽(人形浄瑠璃)となって大ヒットし、その後、歌舞伎でも上演されるようになり、今でも度々上演されている人気演目です。

 

46年前の大事件は当時の人々の記憶に焼き付いていたのですね。

 

 

今の感覚で46年前に何があったかというと・・・

 

ルバング島で小野田さん発見、軍艦島廃坑無人島に、ドリフターズの荒井注が脱退して志村けん加入、ニュースセンター九時がキャスター磯村さんでスタート、宇宙戦艦ヤマトテレビ放送開始、ガッツ石松世界チャンピオンに、横綱琴桜・横綱北の富士引退・北の湖最年少で横綱昇進、津川雅彦長女誘拐事件、三菱重工本社爆破事件、日本赤軍オランダハーグ事件、巨人軍川上監督引退・長嶋引退即監督に、田中角栄首相引退・三木内閣に・・・・。

 

企業系では、永谷園あさげ発売、セブンイレブン1号店江東区豊洲に、日本熱学工業・会社更生法申請しその後破産、三省堂会社者更生法手続き開始、近江兄弟社(メンソレータム)倒産。

 

ベストセラーはノストラダムスの大予言でした。

 

46年前というと、昔のことの様に思いますが、自分の記憶と照らし合わせてみると、ついこの間の出来事、という感じがしないでもないです。

 

今と昔では情報量が違いますので、討ち入り事件の顛末は、ちょっと前の鮮明な記憶だったのでしょうね。

 

では皆様 良い週末をお迎えください。

 


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